第4回Triton大賞には、いままでに、もっとも多い59作品の応募がありました。オーストラリアのトリトンオーナーズクラブが日本のトリトン大賞に注目していると聞いていますが、今回の作品を一望するとそれがわかるような気がします。
日本の手工具で作られた木工作品展などとは異なり、このトリトン大賞は初めから電動工具を使った木工作品を対象にしてきました。ワークセンター2000という画期的なテーブルソーが普及し、プロ顔負けの作品が入賞してきたのです。総評として、第1回目の作品に比べると、今回はワークセンター2000を十分に使いこなしてきたと思えること、また応募者のコメントに記述されているようにテーブルソーのほかルータージグソーテーブル、大物の介助にはスーパージョーズをと、数台を並べて使われていることです。応募作品は勉強机、戸棚などの家具類から建具のような大作まで参加しており、日本の手作りのレベルが上がったと確信を持って言える時代になりました。
これにはエムワールド社の三浦社長がオーストラリアで10数年前にトリトン製品に出会い、将来は器用でメカに強い日本人ならこのマシンを使いこなせる。そしてもっと大きな作品にも挑戦できるだろうと確信し、日本のWoodWorkingの改革に希望を抱き、ひとりの力で輸入と販売に努力されてきた功績にほかなりません。
トリトン大賞の応募作品は、どれをとっても創意工夫が認められます。またご家族の要望に応え、喜ぶ顔を思いながら作られているため、制作者の気持ちが審査員に伝わってくるものばかりでした。審査には提出された資料はすべて洩れなく観察し、総合的な判断のもとに各賞が決定されました。惜しくも選にもれた中にも良い作品があります。Triton製品をこよなく愛する皆さんが、これからも世界にひとつしかない手作り作品に挑戦されることを願っています。 |